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地域史料デジタル化人材養成講座 

2017年

平成29年度文化庁・文化遺産総合活用推進事業

信州地域史料アーカイブの活用とデジタル化人材養成講座

会 場  上田情報ライブラリー セミナールーム
時 間  (1)13:30~14:45 (2)14:55~16:10
定 員  20名
資料代  1回につき500円
主 催  NPO長野県図書館等協働機構(長野県図書館協会)

  日時 テーマ 講師
1 10月5日(木) (1)信州地域史料アーカイブとその活用 宮下明彦さん(長野県図書館等協働機構)
(2)ADEACの最新状況~国立国会図書館サーチとの連携~ 田山健二さん(株)アデアック
2 11月16日(木) (1)演習 地域資料のデジタル化(OCR 認識、テキスト化など) 西入幸代さん(長野県立短大)
(2)演習 地域資料のデジタル化(OCR 認識、テキスト化など) 西入幸代さん(長野県立短大)
3 12月7日(木) (1)演習 地域資料の画像・映像のweb 公開技術   井戸芳之さん(上田市マルチメディア情報センター)
(2)著作権等権利関係の処理と財源確保 宮下明彦さん(長野県図書館等協働機構)

 

 

2016年 地域史料デジタル化人材養成講座

図書館などが所蔵する貴重で有用な地域史料をデジタルアーカイブしたり、目録をweb 公開して、市民のみなさまにご覧いただく事業が始まっています。
地域史料に関心のある方、デジタルアーカイブの知識やスキルを学びたい方のための講座です。

日程等はこちら    講師紹介はこちら

 

第5回 2016年12月12日(月)

「罪条留」にみる江戸中期上田藩の罪と罰」

講師:寺島隆史

江戸中期に上田地域では、どのような犯罪が罪とされたのか、それに対してどのような罰が与えられたのかを事例に沿って説明。このような史料をみることで、地域状況や雇用関係など付随する情報もわかって興味深い。

地域史料の画像・映像のweb 公開技術演習

講師:井戸芳之

上田市立図書館が所蔵する古地図など、上田市マルチメディアセンターが取り組むデジタルアーカイブの紹介。
ホームページ作成ソフトを使ってWebページの作成演習。写真加工ソフトを使って写真の加工補正方法演習。効率的なスキャン機器の紹介。

地域資料デジタル化人材養成講座寺島先生 寺島さんの講義の様子

地域資料デジタル化人材養成講座井戸さん 井戸さんの講義の様子

第4回 2016年11月14日(月)

「天明3 年の浅間山
噴火と上信一揆

講師:斎藤洋一

浅間山天明噴火について、噴火の様子、被害の状況などについて古文書に基づいて説明された。災害の記録を残し、現代に生かすことが大切。

地域史料のデジタル化実務演習(OCR 認識、テキスト化など)(2)

講師:長谷川はるみ

地域史料の活字の翻刻をOCR認識し、レイアウトを整えたのち、誤認識文字を修正。wordに書き出して、タグ付けの演習。

郷土雑誌論文の登録演習(OPAC への登録実務)(2)

講師:竹内玲子

郷土雑誌論文の登録方法を入力画面に沿って説明。特に著者のヨミについて重点を置いて演習した。

 斎藤さんの講義の様子

 

第3回 2016年10月3日(月)

「昭和恐慌による信濃銀行支払い猶予が語ること」

講師:小平千文

昭和恐慌下の上田小県地域の様子、信濃銀行の誕生、なぜ信濃銀行は支払い猶予となったのか、支払い猶予の実態、支払い猶予がもたらしたこと、史料は人々の暮しを綴った時代を語り伝える歴史財産、大切にした史料の保存と活用

地域史料のデジタル化実務演習(OCR 認識、テキスト化など)(1)

講師:長谷川はるみ

地域史料の活字の翻刻をOCR認識し、レイアウトを整えたのち、誤認識文字を修正。外字、合字の扱いなどを説明。

郷土雑誌論文の登録演習(OPAC への登録実務)(1)

講師:竹内玲子

郷土雑誌論文の登録演習。エコール(上田地域図書館情報ネットワーク)で郷土雑誌を検索演習。

 小平千文さんの講義の様子

 演習指導/長谷川はるみさん

 演習指導/竹内玲子さん

 

第2回 2016年9月12日(月)

「地域資料の保存公開の意義」

講師:瀬畑 源

地域資料として何を残すかはその地域の人々がきめていく。すべて遺すのは予算的にも人的にも不可能。
資料を残す場所としては、博物館、図書館、文書館などがある。現地保存が原則。
地域資料を活用するためには、目録が整備され公開されることが必要。そのための予算と人員が必要。

地域史料(郷土資料、特殊コレクション、文書類等)・郷土雑誌の解説②

講師:宮下明彦

郷土雑誌には、「信濃」(信濃郷土研究会・信濃史学会)、「伊那」(伊那史学会)、「伊那路」(上伊那郷土研究会)、「千曲」(東信史学会)、「佐久」(佐久史談会)、「地域文化」(八十二文化財団)「上田郷友会月報」(上田郷友会)などがある。
これらは、目次情報も含めOPACへの登録が必要。
地域史料の活用には、防災、観光、教育、などがある。
千曲川氾濫(戌の満水)に関係する史料のデジタル化公開を目指している。

地域史料アーカイブの制作方法、権利関係処理説明

講師:西入幸代

デジタル化・公開の段階として「1目録」「2画像」「3テキスト化した翻刻、現代訳、解説付き」がある。後者にいくほど手間と費用がかかるが、資料は公開しなければ無いと同じで利用されない。人、物、金の問題は、図書館などの機関のほか、学識者、市民などとの協働が解決のカギ。

 

第1回 2016年7月11日(月)

「日本初の生糸輸出は上田から―上田の史料からときあかす―」 

講師:阿部 勇

史料を見ることで明らかになる上田地域の養蚕の歴史や横浜との関係などを説明。

図書館等には多くの貴重な史料が眠っている、それを読んで公開していってほしい。

地域史料(郷土資料、特殊コレクション、文書類等)・郷土雑誌の解説(1)

講師:宮下明彦

「信州地域史料アーカイブ」に搭載した貴重史料の概要説明。

長野県下各地の図書館で所蔵される貴重史料の説明。

上田市立図書館で所蔵している「花月文庫」などについて説明。

信州地域史料アーカイブの検索と活用演習

講師:西入幸代

「信州地域史料アーカイブ」の操作方法、搭載史料の内容などについて説明。

受講者もパソコンを操作して演習。

「日本初の生糸輸出は上田から―上田の史料からときあかす―」  阿部勇さんの講義の様子

地域史料(郷土資料、特殊コレクション、文書類等)・郷土雑誌の解説(1) 宮下明彦さんの講義の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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