中学生向き |
番号 |
書名 |
著者 |
発行所
ページ数
定 価 |
内容書評など |
1 |
ぼくはマサイ |
ジョゼフ・レマソライ著
レクトン |
さ・え・ら書房
161P
1575円 |
遊牧民の子どもとして育った著者が、学校に通い、アメリカに渡って進学、就職するまでの自伝。伝統的な生活が著者の強い精神を育て、人生を開く力となってゆく。マサイの暮らし方、価値観には、気づかされることが多い。 |
2 |
ダイヤモンド・ガールズ |
ジャクリーン・ウィルソン著
尾高薫訳 |
理論社
422P
1449円 |
それぞれ父親の違う4人の姉妹とおなかに5人目の赤ん坊のいる母親が引っ越した先で、母親が急に産気づいてしまい、姉妹だけが残される。ケンカをしながらも、お互いを思いやっているダイヤモンド家の暖かさが感じられる作品。 |
3 |
アホウドリに夢中 |
長谷川博著 |
新日本出版社
182P
1575円 |
本書は、アホウドリをこよなく愛した筆者の、日本で絶滅に瀕したこの鳥を繁殖させるべく長年の努力を記録したものである。人類の乱獲という安易な環境破壊に対し、それを回復されるための甚大な苦労と努力が実感として分かる書である。 |
4 |
FLUSH(フラッシュ) |
カール・ハイアセン著
千葉茂樹訳 |
理論社
366P
1449円 |
ウミガメが産卵に訪れる海を守るため、父は汚水を垂れ流すカジノ船を沈め捕まった。少年ノアは父の汚名をはらすため妹アビーと作戦を決意する。おかしくて、ちょっとあったかく、最後には自然保護の大切さと家族の絆の強さを感じる一冊である。 |
5 |
オホーツクの十二か月
〜森の獣医のナチュラリスト日記〜 |
竹田津実 |
福音館書店
328P
2310円 |
『キタキツネ物語』『子ぎつねヘレン』の著者、竹田津実氏が、オホーツクを望む小清水町で、獣医として過ごした40年間の”報告書”。道東12ヶ月の自然の姿を生き生きと写した美しい写真と味のある文章が一体となり、北の大自然の四季折々の素晴らしさを伝えている。 |